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高等学校卒業程度認定試験(高認)とは?実際に受けた感想、メリット・デメリットなど

このブログでは高認について時々書いているのですが、高認そのものの説明記事が無かったので作りました。

高認とは?

正式名称を高等学校卒業程度認定試験。略して「高認」や「高卒認定」と呼ばれることも多いです。

ざっくり言うと高校を卒業していなくても大学へ行ける資格です。

正確にいうと、高認は「高卒程度」と証明する資格なので高卒以上が要件の資格などへの出願が可能となります。

以下に高認が必要な2つのパターンを書きました。

高校を卒業せず大学へ行く場合

大学の入試を受けるためには「高卒資格」が必要ですが、高認で代用することが可能です。

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僕のように「高1で辞めて、独学で勉強して大学に進学」ということが可能になります。

もちろん、大学の入学試験は高卒者と同じなので、受験勉強が必要になります。

高卒資格が必要な資格を取る/就職を行う場合

一部専門学校の入試、資格では高卒であることが要求されます。

例えば、看護学校の出願や、警官の採用試験は中卒では受けることができません。 しかし、高認を使用すれば出願することが可能になります。

注意として、高認に合格しても「高卒」ではありません。 そのため、企業の採用では「高卒以上」と指定されていることがありますが、高認合格では応募できない可能性があります。

高認試験の流れ

高認試験は毎年夏と秋の2回行われています。 ここでは出願〜合格までの流れを紹介します。

1. 願書を入手・提出する

まずは試験の願書を入手します。

www.mext.go.jp

願書を入手するにはテレメールを使うのが最も手っ取り早いです。 この方法は公式サイトに書かれているので、それに従うと楽です。

願書が届いたら、必要事項を記入し出願期間の間に提出をします。

2. テスト対策をする

高認は各科目ごとに40点以上の得点で合格になります。 試験内容も基礎的なものばかりなので、合格が簡単な資格です。

そのため、既に受験勉強をしている人にとっては特別な対策をする必要はないです

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ただし、8科目以上という広い範囲の勉強が要求されるので、自信がある人でも一度過去問を解くことをオススメします。

ちなみに現代社会は簡単だった記憶があるので、オススメの科目です

3. テストを受験する

願書を出してしばらくすると受験票が届きます。 試験当日にその受験票で指定された会場で試験を受けます。

僕の場合、前日に試験会場を下見に行った記憶があります。 ただ、会場内に入れるわけではないので行く必要はあまり無かったと思います(道順はGoogle Mapを見れば大丈夫)。

ちなみにテストを受験する層は本当にバラバラでした。 僕が受けたときはお爺ちゃんお婆ちゃんから僕のような若者まで幅広い年代/性別の人々が居ました。

4. 合格もしくは再受験

合格すると合格証書が送られてきます。 合格証明書などの請求用紙も同封されているはずなので、しっかり読んで保管しましょう。

一部の科目のみ合格場合は「科目合格通知書」が送られてきます。 高認は合格点以上の科目があれば、その科目は再度受ける必要がなくなります。

僕が受けた経緯、感想

僕は高校に行かなくなったものの、大学に行きたくなったので取得しました。

正直、かなり不真面目な勉強しかしなかったのでギリギリの合格でした。 <高認を受験したときの思い出>

「高校に行かず大学に行ける」のは超大きいメリットなので、取得して本当に良かったです。 ただ、当然のことながらメリット・デメリット共に大きいです。

メリット

・高校に行かず大学へ行けること

退学してからもう一度高校に行くのは面倒すぎるので、高校をスキップできるのは本当にありがたいです。

・時間が生まれる

普通科高校に通うと一日8時間×3年間の時間が費やされるので、芸術・スポーツ・ITなど他にやりたいことがある場合はメリットになるでしょう。 ちなみに僕は無駄に過ごしただけなので、このメリットはあまり享受できていません。

高認のデメリット

・手続きが面倒

高認の試験自体は楽なのですが、大学への出願、奨学金での手続きが少し通常と異なります。 例えば奨学金の申請の際には卒業高校が無いので、特別扱いになった気がします。

・説明が面倒

就職、転職などでは「○○高校卒業」の代わりに、「○○高校退学、高卒認定取得」などと書く必要があります。 その点について面接官から聞かれることも時々あるので、説明が必要になります。

・上書きするまで中卒

高認を取得しただけでは最終学歴が中卒のままなので、大学卒業などで上書きしないと少し不便です。

・高校の話題ができない

高認というより「高校に通わなかった」場合の話ですが、高校の話題ができなくなります。 大学の入学式後は高校の話が鉄板ネタなので、対策する必要です。

まとめ

高認は高校を卒業しなくても高卒程度と証明できる資格です。

これを利用すると大学進学が可能になったり、高卒資格が必要な資格を受験するなどができるようになります。

事情があり高校を退学した場合、この資格を持っておくと様々なメリットを得られるので取得するのがオススメです。